ファールボールで怪我した場合は誰の責任?直撃して失明した事故もある?
野球を観戦しているとよく耳にするのが、
『ファールボールにご注意下さい』
というアナウンス。
実際にファールボールに当って怪我をしたという人は結構な数いるようですが、責任とかはバッターのものになるんでしょうか?
今回はファールボールで観客が怪我をした時の責任は誰にあるのか、失明など大きな事故についても紹介していきたいと思います。
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ファールボールでの怪我は誰の責任?
プロ野球の観戦では飛んできたファールボールにぶつかって大怪我をする事例は少なくないそうです。
一応野球の主催者側には試合を安全に運営をする義務はあります。
しかし、野球観戦のチケットには『ファールボールによる事故や怪我については主催者側には責任はない』と明記されているため、基本的には観客の自己責任になります。
以前負傷した観客が球場に対しても損害賠償を求める訴訟を起こしたこともあるようですが、不慮の事故であり球団側には責任は問われないようですね。
事前にファールボールによる怪我に対しては責任を持てないと銘打っているので自己責任ということになるのでしょう。
実際に怪我をしたら訴訟を起こしたくなるかもしれないですが、生の野球を見る臨場感を味わう場合は多少のリスクは付き物だと思います。
中にはファールボールの事故に備えてヘルメットなどの貸出も行われているようなので、球場側はやはり配慮はしているようですね!
また、頻繁にあるファールボールのアナウンスも事前に流しているのは、責任を取れないことを暗に示しているのかもしれません…
実際チケットにも書いてあるから何も言い返せないですけどね…
ファールボールで起きた事故の事例
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これがまた怖いのがファールボールで起きた事故の事例です。
探せばいっぱいありました。
大きな事故であれば、失明した事故はネットでぱっと確認できるものだけでも3件ほどあります。
事故につながりやすいのは内野の座席で、勢いのあるライナーなどは特に危ないみたいですね…怖い怖い^^;
国外だと頭や首にファールボールが直撃して人が亡くなった事例もありました。
メジャーリーグでは少なくとも5件以上の死亡事故が確認されているようです。
私自身はあまり野球観戦などに行かないので馴染みがないですが、行く場合はボールの行方をしっかりと確認して避けられるようにしておかないとダメですね…^^;
また、売り子からお酒を買って酔っ払っていても自己責任になるそうです!笑
スポーツ自体も怪我をする可能性が高いので、見る時も気をつけるべきなのかもしれませんね。
実際にファールボールがぶつかった場合
ただ、自己責任とは言えど大体年間にして100件弱の事故が起きるようです。
なので野球観戦をするからには多少のリスクは付き物と考えるべきでしょう。
一部の球場についてはそのような不慮の事故に備えて保険に加入していることもあるようですが、実際に事故が起きた場合は応急処置程度までが限界のようです。
また、2010年に起きたファールボールで失明する事故では球場と球団、市(国)が責任を問われた事例もあります。
その際には被告に対して4000万円以上の損害賠償の支払いが命じられたので状況によっては自己責任ではなくなることもあるようですね。
まとめ
今回お話してきた内容を簡単にまとめると
・ファールボールによる怪我は大概の場合は自己責任
・チケットなどに注意書きが明記されている
・年間100件弱の事故が起きており、場合によっては主催者側に責任がある事例もある
怪我はしたくないですが、野球を生で見に行くからには多少のリスクがあるので、ちゃんと球を見て避けられるようにしないとダメですね…
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
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