防災グッズの正しい置き場所は?最低限必要なものと保管方法

   

日本はいつどこで大きな地震が
起きてもおかしくない地震大国です。

そのため地震などの災害に備えて
防災グッズを用意している方は
多いと思います。

また、防災グッズを枕元に置くという
話はよく聞くと思いますが、
果たして正しいのでしょうか?

実際に大きな地震があった際に
置いておいて良かったとされる場所と
最低限必要なものを紹介していきます。

防災グッズの正しい置き場所は?

私自身もそうなのですが、
地震などの災害が起きたときの
イメージをするとなぜか
寝ているときを連想してしまいます。

そのため、防災グッズを置くとなると
寝室や寝床の近くやベッドの下の
イメージが強いです。

しかし、よくよく考えると地震が
家にいるときや寝ているときなどに
起きるとは限りません。

さらに防災グッズが必要になるのは
基本的に地震が収まってからです。

そこで最も良いとされる場所を
考えると出てくる答えは

地震被害を受けた後に取り出しやすい場所

になります。

そのため、可能であれば家の外にある
倉庫など置くことができれば理想的です。

考えたくはないですが、
一軒家の場合だと最悪倒壊してしまう
恐れもあります。

そうなると地震被害後に取り出すことは
非常に難しくなります。

それに地震が起きてからは家の中に
荷物を取りに行くというのは危険です。

地震が起きてからは余震が続いたり、
家が倒壊しやすい状態にある可能性も
高いからです。

倉庫の場合、カギを掛けることも
できますし、最悪の場合でも倉庫の壁や
扉を破壊して防災グッズを取り出すことが
できます。

また、倉庫がない場合などは
スペースに余裕があれば玄関や
比較的出入りしやすい場所などが
良いと思います(裏口など)。

あとはリスクを分散する意味でも
一か所にまとめるのではなく、
最低限必要なものだけを準備して
複数の箇所に置いておくことも
効果的だと考えられます。

また、マンションなどの場合は
すぐに全壊してしまうというのは
考えづらいことや玄関だと逃げる際に
邪魔になる可能性が高いため、
ベランダや邪魔にならない場所が
良いと思います。

最低限必要な防災グッズと保管方法は?

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一般的には防災グッズの食料や水は
3日分あれば良いとされていました。

その理由としては3日あれば救援物資が
届くからと言われていたからです。

しかし、2011年に起きた東日本大震災では
救援物資が届くのに一週間以上掛かった
地域もありました。

そのため、最悪の場合を想定すると
1週間は持ちこたえることのできる
防災グッズは準備しておきたいですね。

その際に重要になってくるのが保管方法です。

大事な考え方として、
使う場面想定して二つに分けて
保管しておくということです。

その分け方は以下のようになります。

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1.安全確保に必要なもの
2.避難生活をする際に必要なもの

大きく分けてこの二つに分類して
防災グッズを分けて置くことで
安全性と合理性が非常に高くなります!

それぞれの分け方の理由と
用意しておくものについて解説していきます。

安全確保に必要なもの

まず、地震があった際に第一に大切なのが
安全の確保です。

荷物が多すぎて逃げるのが遅れてしまう
ようなことでは本末転倒です。

必要最低限の防災グッズを持っていれば
安全を確保する上では十分です。

その最低限必要なものリストはこちら

・水・・・1人当たり1~2リットル

・食料・・・かさばらないもので1日分はあると良い

・携帯電話・・・連絡をとる際や情報収集に役立つ

・身分証明書・・・後々現金の引き出しや本人確認時に役立つ

・筆記用具・・・メモやメッセージを残す際に使える

・懐中電灯・・・夜間に災害が起きた際や電気が止まる場合もあるため

・タオル・・・いろいろな形で利用できるため重宝する

・ポケットティッシュ・・・凡庸性が高いため重宝する

・現金・・・携帯が繋がりにくくなるため公衆電話用に小銭は必須

・ライター・・・凡庸性が高いため重宝する

———-あれば準備するもの————————

・救急セット・・・簡易なケガなど応急措置として役立つ

・電子マネー・・・現金として持ち歩かなくて済むため便利

最低限必要なものなので
かなり最小限に絞っていますが、
身軽に動けるリュックなどにまだ入る
余裕があれば自身で必要だと思うものを
用意するといいでしょう。

続いて避難生活をする際に必要なものに
ついても見ていきましょう!

避難生活をする際に必要なもの

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前述のように救援物資が届くのには
1週間以上掛かる場合があるので
避難生活を送る上では7日間避難場所で
生活をするのに必要なものを用意しましょう。

そのリストがこちら

・水・・・1人当たり7~14リットル・非常食・・・レトルト食品など1週間分

・貴重品・・・現金・クレジットカード・通帳(持ち出せれば)

・衣類・・・防寒着や下着は必須

・調理道具・・・カセットコンロやバーナー、ガスボンベ

・食器類・・・使い捨てものやキャンプ用品などがオススメ

・寝具・・・寝袋や毛布は必需品

・銀マット・・・避難生活時に重宝します

 

その他にも自分が必要だと思うものは
追加すると良いでしょう。

避難所で生活する場合、キャンプ用品などは
軽量化されていたり、持ち運びやすいので
非常に重宝します。

特に避難生活は非常にストレスになり、
疲れが出るので少しでも休みやすいように
防寒着や寝袋などは用意しておくと
良いと思います。

意外かもしれませんが銀マットは
保温性もあれば下に敷くシート替わりに
なるのでとても重宝します!

必要なものは挙げたらきりがないですが、
最低限これくらいは用意しておくと
1週間は安心できると思います。

また、こういったものを用意するという
心がけや防災意識というものを
持つことが一番重要ですね。

実際に災害が起きた際に使う場面などを
想定して準備するため、
いざ災害が起きた時に焦らずに済みます。

何も準備していない場合は
何からしていいのかがわからなく
なってしまう可能性が高いです。

昔からある言葉でもあるように
「備えあれば患いなし」です!

まとめ

・防災グッズの理想の置き場所は自宅外の倉庫!
・防災グッズは「安全確保に必要なもの」と「避難生活をする際に必要なもの」に分けて保管すると良い
・準備をしておくことや防災意識を持つことが一番大事である

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!

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