ヒョウモンダコの毒の強さと死亡事故例は?対処法と症状とは

      2017/12/06

何かとニュースでも取り上げられている
危険性物のヒョウモンダコですが、
現在は地球温暖化の影響で
生息分布域が北上しており、
千葉や神奈川などの関東地方でも
頻繁に発見されています。

今回はそんなヒョウモンダコの毒の強さ、
死亡例、症状そして対処法について
書いていきたいと思います。

ヒョウモンダコの毒の強さは?死亡事故例もある?

ヒョウモンダコ
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写真引用:anythingtalk.blog.so-net.ne.jp

ヒョウモンダコとは別名
ブルーリングオクトパスと呼ばれる
タコの仲間で猛毒のテトロドトキシンを
持つことで知られる危険なタコです。

その毒はヒョウモンダコの唾液に
含まれており、噛まれると非常に危険で
最悪の場合は死に至ります。

毒性の強さは青酸カリの850~1000倍で、
人間の致死量は1~2ミリグラムです…。

フグの場合、毒は食べなければ
危険なことは何もないですが、
ヒョウモンダコの場合、
小さくて可愛いうえに
攻撃性があるため会うだけで危険です。

特に多いのは小さいタコなので
毒があると知らずに手づかみ
したところを噛まれてしまう
ケースが多いようです…。

オーストラリアなどでは
ヒョウモンダコに噛まれたことで
死亡例などが確認されています。

特に子供なんかは海水浴や
磯遊びななどをしているときに
手を出してしまう危険性が
あるため要注意ですね。

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噛まれたときの症状は?対処法はあるのか?

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ヒョウモンダコの恐ろしいところは
噛まれた際に痛みがないこともあり、
噛まれたこと事態気付かないことが
あるということです。

噛まれてからは数分後に患部や
唇や顔、首の痺れを感じて、
めまいや言語障害、嚥下困難などが
生じます。

神経毒のため、呼吸麻痺などが
進行して呼吸麻痺が原因で
死亡するケースもあります。

噛まれた場合はすぐに病院へ
電話して、見てもらう必要があります。

その場でできる応急措置としては
毒を絞りだして、水で流すことです。

また、患部よりも心臓に近い方を
縛ると良いとされています。

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よく毒生物に刺されたり、噛まれたら
口で吸うと良いという話が
ありますが、テトロドトキシンは
毒を口で吸引するのは危険なので
やってはいけません。

病院に運ばれてからは
呼吸不全を起こしているケースが
多いことから、気管内挿管で
人工呼吸を行う必要がでてきます。

これだけ聞くと本当に危険な生物で
あることがわかりますし、
死に至る可能性もあれば
気付かないでなぜ症状が出たのか
わからないこともあります…。

キレイだからといって手を出したり
しないよう予備知識を持っておく
必要がありますね!

私自身は千葉の海に
よく行くのですが、
磯遊びをしていたときに
三回程ヒョウモンダコを
見たことがあります。

多いときは一度に3匹ほど
見ることもあるので、
遭遇する確率は比較的高く
なってきているのでは
ないかと思いますね…。

まとめ

・ヒョウモンダコの毒は青酸カリの850~1000倍!攻撃性があるため遭遇するだけで危険
・オーストラリアでは死亡例も確認されており、神経なので呼吸麻痺で死に至る消すが多い
・対処として応急処置は毒を絞りだし、水で洗い流す。呼吸不全になるケースが多いためすぐに病院へ

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!

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