考察ダイアリー

妊娠中のリンゴ病が怖い!流産と死産の割合と感染経路は?

2016年に入ってからリンゴ病が
大人で流行していると騒がれて
いますね。

一般的には子供がかかる病気という
イメージがありますが、
大人が罹ると重症化してしまう
ケースが多いようです。
また、妊娠中にリンゴ病にかかると
非常にまずいそうです。

今回は大人がかかった時の
りんご病について書いていきたいと
思います。

リンゴ病とは?大人が掛かるときの症状

リンゴ病という名前は通称で本来の
病名は「伝染性紅斑」と言い、
ヒトパルボウィルスB19による感染症です。

この感染症の一番の特徴は
症状が出始めてから患者を隔離しても
感染予防にならないというところですね。

リンゴ病特有の発疹が出てくるよりも
1週間前くらいまでがウィルスの
排泄期間なので病気にかかっていることに
気付かずに人に感染させてしまう
可能性が非常に高いです。

主な症状は発熱や倦怠感、関節痛ですが、
大人の場合子どもが罹る時と違って
頬に紅斑がでることは少なく最初は
ほってた感じがするくらいです。

その後腕や太ももなどに小さな
赤い斑点が生じてきます。

ひどい場合、頭痛や発熱、関節痛、
筋肉痛、多様な全身症状が
生じる可能性があります。

個人的には症状が出始めるときに
ウィルスが排泄されるという点
感染を止める手立てが
病気にかかっていると認識する前に
しかない点が怖いですね。

ただ一度感染すると終生免疫を
獲得することができるので
その後は罹らないそうです。
ただ成人の抗体保有率は75%ほど
みたいですね。

4人に1人は抗体を持っていない
ということになります。
しかし、感染力が強いため
家族であったり、周りにいる身近な
人物がかかるとかなり高い確率で
感染してしまうそうです…。

また、妊娠中にリンゴ病に罹ると
流産や死産の危険性が高いと
いわれていますがそれについても
調べてみました。

妊娠中にリンゴ病に罹ると7割が流産・死産?感染経路は?

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リンゴ病に感染することで感染者が
死亡することはほどんどありません。

しかし、妊娠期間中の感染は
胎児死亡などの発症する可能性があります。
これは妊婦が感染した場合胎盤を介して
胎児にウィルスが感染します。

胎児にウィルスに対抗する免疫がないので
駆除することができず感染が続き、
非免疫性胎児水腫や心不全などの
合併症を引き起こして時には死に至ります。

ニュースなどでは死産・流産の割合を
7割と言われていますが、
妊娠20週未満の母体感染から30%の
確率で胎児に感染します。
そしてその感染したうちの3分の1が
先ほど書いた胎児水腫などで原因で
死亡する可能性があります。

そのため、妊婦が感染した場合の
胎児の死亡率は10%ということに
なります。

また安心してほしい話ですがは
仮に妊婦がウィルスに感染て
無事に出産した際の生存児で
先天異常は知られていません。

妊娠中にもしもりんご病に
掛かってしまったらしっかりと
経過を見ていく必要があります。

まとめ

・大人が感染すると重症化する可能性が高い

・まとめると母体感染による流産・死産の
割合は7割ではなく1割程度

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!

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