ブラジルを筆頭に流行している感染症の
ジカ熱が今話題になっています。
去年はデング熱が騒がれましたが
今回も蚊を媒介とするウィルスが
新たに話題になっていますね。
今回はジカ熱についてwikiより少し
噛み砕いて書いていきます!
ジカ熱ことジカウイルスの症状と予防方法!
写真引用:matome.naver.jp
ジカ熱とは主にネッタイシマカが
媒介するジカウィルスによって
引き起こされる感染症です。
症状は微熱や頭痛などが主な症状として
挙げられますが、ほとんどの人が
症状が出ないと言われています。
また、症状が出るとしてもジカ熱は
重い症状はでないそうです。
ただ、妊婦の場合感染してしまうと
新生児が先天的欠損症である小頭症に
なってしまう可能性が示唆されます。
日本で流行した場合媒介するとしたら
ヒトスジシマカによって
感染が広がると考えられます。
最も危険視されているのは
2016年8月に実施される
リオオリンピックです。
ブラジルに渡航した日本人が
帰国した際にジカ熱に感染して
帰ってくる可能性があるからです。
タイミング的にも夏で蚊が
活発に活動している点も心配ですね…。
また、予防法について簡単にまとめると
以下のようになります。
・流行地の訪問は避ける
・訪問時は肌を露出させない
・流行地訪問後の性交渉は控える
などが挙げられます。
日本の場合は流行地に行かないことが
一番の予防法と言えますね。
また、ワクチンなどもなく治療法も
現在は存在しないのでもしも掛かって
しまった場合は安静にして治るのを
待つしかありません。
小頭症の症状と日本人のジカ熱症例
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小頭症についてですが、
どういう症状かというと
主に2パターンあり、
・「赤ちゃんの頭蓋骨の縫合が早まって
頭が小さくなるもの」
・「脳の発達が悪いために脳体積が
小さく頭蓋腔の容積が拡大しないもの」
主に知能の発達遅延が見受けられます。
前者には頭蓋骨癒合症の治療で処置が
可能ですが、後者は治療法がないケースの
ほうが多いそうです。
どちらにせよ脳の発達に影響がでる
可能性のある症状ということですね。
小頭症の子供の画像
写真引用:www.youtube.com
これらのことを考慮すると妊婦の方は
生まれてくる子供のためにも
ジカ熱にかからないように
予防すべきですね。
また、日本人のジカ熱の症例について
ですが、一昨年2014年の段階では
3例ジカ熱の症例があり、
3例目は東南アジアからの輸入例に
なります。
現在流行地としてブラジルが
取り上げられていますが、
3例目の方は日本人の渡航者が
多いタイのサムイ島という
リゾート地での感染例です。
その症例を考えると
確実に予防をしたいならば
海外への渡航が最近あった人との
接触はできるだけ避けたほうが
良さそうですね。
その3例目の詳細はこちら
タイ・サムイ島から帰国後にジカ熱と診断された日本人旅行者の1例
去年デング熱が騒がれたときは
やたら蚊が気になってしまいましたが、
また今年の夏も蚊が必要以上に
気になってしまいそうです…。
最後まで読んでくれた方、
ありがとうございました!
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